はじめまして。若林芽育です。アナウンサーとしておよそ20年間、故郷である栃木県のテレビ局やラジオ局で生放送の番組を中心に仕事をしてきました。ニュースを通して”とちぎの今”を伝え続ける中で、県民のみなさんと様々な想いを共有し、刻々と変わりゆく人々の暮らしや街並みに心を寄せるうちに、より良い未来のまちづくりについて考えるようになりました。2021年には宇都宮大学大学院に入学し、地域社会の課題や行政について学びました。

長年暮らし、働く県都・宇都宮は、コロナ禍にあって新しい交通網の構築や駅周辺の再開発などダイナミックな進化を遂げています。一方で、中心市街地にかつてのにぎわいがなかなか戻らないことに、寂しさや不安を抱える声を耳にします。県都・宇都宮の活気や市民のみなさんの健やかな暮らしは、栃木県の希望や未来に直結します。中でも、女性や若者が働きやすい環境を整え、集い、学び、楽しめる場所を作っていくことは大切なまちづくりの要素だと考えます。これまでのアナウンサーの仕事で培った「発信力」や「共感力」に「実行力」をプラスして、宇都宮市民のみなさんが安心と明るさをもって暮らせるまちづくりを進めていきます。